毎年三月頃、岡山県の西川アイプラザで行われる舞台藝術祭です。
演劇、ダンス、音楽、アートなど様々な分野のパフォーマーが一堂に会して公演を行います。
岡山の地でなされる様々な表現に触れることができる、まさに「図鑑」のような催しです。
ニシガワ図鑑のねらい
従来、地域の舞台表現には
・出演者や鑑賞者が同じ領域の人に限られ、自己満足に陥りやすい
・予算や時間の都合から小規模で単発的になりがち
といった問題点がありました。
ニシガワ図鑑では違うジャンルで活動する表現者同士でチームを組むなど、これらの問題点を克服するためのシステムを構築。実験的で刺激的な舞台表現を実現していく場を提供します。
これにより表現者は互いに刺激しあい、新たな表現へのきっかけや出会いを得るとともに企画力や表現力を育みます。
また鑑賞者にとっても数多くの表現者や新たな芸術に触れる機会となり、観客の質と量の向上につながります。
この取り組みを毎年繰り返すことにより、岡山における舞台藝術がより高まり広がっていくことをねらいます。
ニシガワ図鑑の特徴
①主催者が運営を担い、舞台表現者は公演に専念できます。
②個人および1つの団体では、運営上の限界(通常施設料として約30万円の経費が生じます)や集客数などから実現できなかったことや、表現上難しかったこと(効果的な照明など)が可能になります。
③準備から上演に至る期間において、協同作業のもと「ニシガワ図鑑」という作品を創り上げます。
関わるひとりひとりが互いに刺激し合い助け合うことで、舞台芸術活動の裾野を広げる一役を担います。
④三週間という期間で、他のいろいろな表現に触れ、様々な表現者を知る機会となり、次の舞台へと繋がる出会いが生じます。
※出演団体へはツアーチケットを2枚お渡ししますのでご活用ください。
よくある質問
Q:一人でも参加できますか?
A:はい。受付や会場設営などは実行委員会が担いますので、参加者には本番まで作品創りに集中していただけます。
Q:他の分野の人とやってみたいのですが、紹介していただけますか?
A:はい、ご紹介します。実行委員会がご要望をお聞きし、相談しながら適当な共演者をお勧めすることが可能です。